こちらでは、一般的な離職者訓練の日程について説明します。
職業訓練校の入校時期は、4月が一番多いですが、ついで
10月、他にも1月、7月、3月と1年を通して、開講されています。
職業訓練校への入校にあたっては、通常の学校と同じように願書を提出し、試験を受ける必要がありますので、前もってスケジュールを立てておくことが大事です。
4月入学の願書受付は、概ね1月中旬から2月頃です。
在職中であっても、「退職予定」ということを告げることで、ハローワークを通して願書の提出ができます。
また、各施設とも、見学会や説明会を実施していますので、訓練コースの内容を深く理解するためにも、ぜひ参加したほうがいいでしょう。
試験を受けて合格すれば、晴れて訓練生として講座を受けることができます。その際には、会社は退職して、求職状態になっている必要があります。
在職中から、訓練コースを検索し、計画を立てておくことで、
「募集に間に合わなかった」「応募が出来ない」などといった事も回避できます。
上のスケジュールは、ポリテクセンターで開講される、6か月の訓練コースのスケジュールです。日程の詳細は、ハローワークや、訓練校で配布されるパンフレットに掲載していますが、おおむねこのような流れになっています。
では、4月入校を例にして、どのようなスケジュールをたてると良いかを説明します。
まずは、自分の志望コースを絞り込むことから始めてください。重要なのは、「いまの仕事を辞めて失業手当をもらいながら志望校を探そう」と無計画に行動しないことです。志望さえすれば、どこでも無試験で入れるというのであれば、それでも構いませんが、現実には、応募しても、入りたい訓練校の選考に漏れる可能性があります。「併願不可」の訓練校では、短期間に複数のコースを受験することができないので、そうこうしているうちに受給資格が切れてしまうかもしれません。
また、退職後に調べてみたら志望のコースの開講は半年後や1年後だったりするかもしれません。そんな失敗をしないためには、第一志望が不合格だった時は、次にどこに応募するか、さらにそれもダメだったときはどうするかまで、計画を立てて今の仕事を退職することをお勧めします。
4月入学の願書受付は、概ね1月中から2月です。在職中であっても、「退職予定」ということを告げて、原則ハローワークを通じて願書を提出します。また、各訓練校では、希望者に対してオープンキャンパスや見学説明会を実施していますので、参加したほうがいいでしょう。
試験を受けて合格すれば、4月から講座を受けることができます。その際には、会社は退職して、求職状態になっている必要があります。4月に間に合わない場合でも、諦めず各施設の募集要項を調べてみてください。